GamifyAgri (UI)

Design (UI,UX)

Introduction

GamifyAgriでは、「農業を、みんなに」届けるためのUX(User Experience)デザインにも注力しています(プロジェクト全体の紹介については別記事をご覧ください)。ここでは、そのうちのアプリケーションに絞り、UIデザインとその出来上がるまでの過程を紹介します。

Design(Ver.1)

当初のデザインでは体験の「時系列」を意識しました。タイムライン形式での表示を強調し、体験のコンセプトである「一貫した体験」はアプリ内にも反映されています。

アプリケーションでは、「Note」「Calander」「Chat」「Search」の4つにシステムを分けることで、シンプルながらも使いやすいサービスになるよう心がけました。

合わせてUIも使いやすく、そしてすぐ親しめるシンプルなデザインとし、各システムごとにシンボルアイコンを設定することで、利用しているサービスを一眼で把握できるような構造としました。

しかし、カテゴリーの配置順位やコンテンツの詳細内容など、徹底して使いやすいUIを目指すべく、ブラッシュアップを重ねました。

UIデザイン(Ver.1)

Design(Ver.2)

ブラッシュアップしたデザインでは「一貫した体験」のコンセプトはそのままに、より使いやすくなるように工夫しました。一部をコンポーネント化して全体的な統一感を保ったほか、カラーパレットも整理し、よりシンプルに仕上げました。

しかし一方で、実際にモックアップへのフィードバックを収集する中で、フラットなUIによって購入などの導線が目立たないほか、手続き後の動線などにさらなる工夫が必要であると感じ、改善を重ねることで現在のUIデザインへとたどり着きました。

UIデザイン(Ver.2)

Design(Ver.3)

現在のデザインでは、設計当初からAtomic Designの思想を取り入れたほか、ユーザーの導線の考察を重ねました。

当初の4つの分類からカテゴリーの分類も見直したほか、例えばイベント一覧の画面でもカレンダー形式での表示やリスト表示の切り替えなどを実装したことで、前者はホスト側、後者は体験者側を想定した設計に。さらに、動線を強調されるようボタンの配色を使い分けるなど、これまで蓄積したヒアリング等でのユーザーボイスも活用しながら、細やかな工夫を散りばめることで、さらに洗練されたデザインとなっています。

コンセプト画像

Future

今後は制作したUIデザインを実環境の実装へと落とし込むべく、開発を進めます。また、並行して実施するユーザーインタビューやPoC(概念実証)の結果も反映させることで、より実ニーズに即したアプリケーションを目指します。

Credit

Leader: Harada Sora
UI,UX Design: Harada Sora
Frontend Develop: Harada Sora
Support: Tateyama City, LAC, National Institute of Technology, Kisarazu college
Year: 2020-

Links

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Keyword

UI / UX Design, Brand Indentify, Business Develop, Develop, Social Business
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